肘の痛みの原因と治療
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傷めやすい関節は膝や腰ばかりではなく、肘も痛みを抱えやすい傾向にあります。加齢による影響や病気が原因になる場合ばかりではなく、ゴルフやテニス、野球といったスポーツと関係が深いのが特徴です。
いわゆるゴルフ肘やテニス肘と呼ばれる症状は、これらのスポーツをしていない場合も含めて生じます。
まず、テニス肘は外側に痛みが出るもので、テニスのバックストロークが原因で生じることが多いため、この名前が付けられています。手根伸筋(しゅこんしんきん)と呼ばれる手首を持ち上げる筋肉が傷むことが主な理由となっています。
これに対し、ゴルフ肘は内側の部分に痛みが生じ、手首を内側に曲げる際に働く手根屈筋(しゅこんくっきん)の部分を傷めてしまうことが原因で起こります。
移動する痛みのボールの足
スポーツをしなくてもテニス肘やゴルフ肘になることもあれば、他の競技でこれらの症状を抱えるケースもあります。特に加齢によって関節の柔軟性が失われていると危険が増します。
スポーツ以外で多く見られるのは腱鞘炎です。パソコンの作業や携帯電話でのメールが原因で肘に痛みを抱える人が増えており、深刻な問題になっています。
他にも肘の痛みの原因の一つとして上腕三頭筋腱炎があります。これは外傷によるものである場合が多く、急性期にはアイシング、慢性期には筋力を強化することやストレッチが重要な役割を果たします。
成長期に過度に関節へ負担をかけてしまうと、骨の変形が生じてしまう危険もあります。肘の痛みだけではなく、骨が変形をしてしまう危険もあるので、治療や休養を早めに行っておきたいところです。
肘のストレッチ
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皮質拡延性抑圧
あまり目立つ部分ではないため、スポーツをする方の中にも肘に関連する部分のストレッチをしていない人は少なくありません。痛みを防ぐためにも、柔軟性を確保しておくのは柔軟な方法なので、簡単な方法を紹介しておきます。
まずは腕を伸ばした状態にして、手首を内側に曲げて止めておきましょう。続いて、今度は手首を外側に曲げてください。これらのストレッチの際には、一度動きを止めて3秒から5秒ほど静止した状態を保ってください。
さらに腕を伸ばしたまま、腕をねじっておきましょう。この時には、手首を中心にして回転させるようなイメージで行ってください。ストレッチは右回りと左回りを交互に行いましょう。
ストレッチをする時には無理をしない範囲で行うこと、肘を含めて痛みを感じるような時には控えること、そして呼吸を止めないことを心がけてください。
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肘の痛みの治療
原因によって治療方法も変わります。腱鞘炎であれば痛みがひどい時には冷やす、それ以外なら温めるのが基本で、安静にしておくことが重要です。携帯電話のメールのしすぎといった原因があるなら、それを控えるといったことが対策になります。
病院での治療が重要なのはもちろん、それ以上悪化させないために、休めておくことも重要です。そのため、テニスやゴルフ、野球といったスポーツはもちろん、日常生活においても肘に負担をかけないようにしておかなくてはなりません。
たとえば、雑巾等を強く絞らないようにしておいたり、重い物を持つのはできるだけ避けるといった工夫だけでも肘にかかる負荷を小さく抑えることができます。
病院で肘を治療してもらう時には整形外科であることが多いものの、病院によっては区分が異なる場合があるので、大きな医療機関を受診するのなら、あらかじめ相談してみてもよいでしょう。
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